吉野の森から始まる、
誰もが嬉しい
循環を生み出します。
私たちnifuでは、
奈良県吉野町に自社製材所を構え、
地元林業家と連携しながら地域の課題となっている施業放置林の枝打ち、
間伐作業、林地残材の活用に力を注いでいます。
このサイクルを継続的に実現することで、森は本来の機能を取り戻し、山林の環境保全活動の活性化に繋がると考えています。
絶望的な日本の山林地帯の不良資産に新たな価値を見出し、
三方良しの誰もが嬉しい循環を生み出します。
nifuの製材所
私たちは、吉野に拠点を構え、より深くまちと関わるため、数年前から場所を探し続けてきましたがご縁がないまま年月が過ぎていきました。
しかし、2022年に廃業される製材所と縁が繋がり、吉野山の麓の工場を引き継がせていただくことになりました。
ここから新たな一歩を踏み出すことになった製材所では、吉野の人びとと協力しながら整備を進めています。
間伐材、林地残材の加工所として機械・設備の導入も行っており、nifuとしてずっと形にしたかったことを現在進行形で進めています。
nifuの製材所
美吉野醸造との
取組み
酒蔵の取材をきっかけに橋本杜氏と出会い、杜氏の人柄、酒造りへの想いに共感し、清酒『花巴』を広める活動をしております。
美吉野醸造との
取組み
吉野町との
取組み
吉野に通うことで、私たちが関われることが増えました。
新たに現地法人『株式会社ニフ』を設立し、より多くの取組みに関わっています。
高齢者率52%、急速に過疎化率が進む吉野町では、このままでは失われゆく産業が多々あります。それを目の当たりにした私たちは、自分たちにできることを率先して関わらなければならないのだと改めて気づきました。
きっかけは、ただヒノキの資材を仕入れるだけではなく生産工程に実際に向き合ってみたことでした。品質の高いヒノキ資材を生産することは、実は大変な作業を伴うものだという事実を現地で知り、私たちが吉野を守っていく必要があることを感じたことが始まりです。